2009年11月5日木曜日

【書籍】 高橋是清 『高橋是清自伝』 中公文庫 1976.7

江戸から明治に生きた、本当に波瀾万丈の人生。昔の人は人使い(上も下も)が上手だね。
日銀の総裁騒動に際には、国際社会からどう見られるかという観点から意見を述べているのが印象的。

(抜き書きメモ)
臨終の間際に侍する心得(生きる執着を指摘し、安らかに成仏できるよう)
大蔵省で整理節約により得た剰余金は後年度において使用できるようにした。
余剰人員を集めて農商務省に新たな課を設置したが、上に立つ者次第で非常に能率を上げた。

■ 書籍情報入手先
  新版 大学新入生に薦める101冊の本 (2009.3)
  第28番 【同読書リスト】
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)
  第46番 【同読書リスト】

■ 所在
  市民9F、県立

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