日本の繁栄は個人の犠牲の上になりたっており、そうした権力構造は官僚独裁主義、メディアによるものだという。主張は概ねうなずけるが、では、会社のシステムそのものに問題はないのか?
「シカタガナイ」はもうやめようという主張にはうなずける。そのための方策も示されている。
(推薦図書)
○官僚独裁主義
松本均 『交番のウラは闇』 第三書房 1987
宮本正於 『お役所の掟』 講談社 1993
末広厳太郎 『嘘の効用』(2巻) 冨山房百科文庫 1988
佐高信 『日本官僚白書』 講談社 1986
今井一男 『官僚 その生態と内幕』 読売新聞社 1953
立花隆 『農協』 朝日新聞社 1974
『検証・最高裁判所』 毎日新聞社 1991
○日本ジャーナリズム
田勢康弘 『政治ジャーナリズムの罪と罰』 新潮社 1994
○政治
『自民党政調会』 日本経済新聞社 1983
○市民立法
デビッド・クビアック編 『日本にデモクラシーを 市民運動のための処方箋』 かもがわ出版 1993
(著書)
『日本/権力構造の謎』 早川書房 1989
■ 書籍情報入手先
新版 大学新入生に薦める101冊の本 (2009.3)
第97番 【同読書リスト】
大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)
第4番 【同読書リスト】
■ 所在
8F社会302.1ウ 市立書庫302ウ 大学302.1W84 県立
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