2011年3月7日月曜日

【書籍】 森達也 『世界を信じるためのメソッド ぼくらの時代のメディア・リテラシー』 理論社 2006.12

理論社のよりみちパン!セ シリーズ。おもしろい。一読すべし。

p.65-66 ナチスのゲーリングは、国民に向かって攻撃されかけていると危機を煽り、平和主義者には愛国心が欠けていると非難すれば、どんな国でも、戦争を起こすことは難しくないと語った。
p.97 何かを撮るという行為は、何かを隠す行為と同じことなのだ。
p.111 テレビでは最後に紹介した意見に共感を呼び起こしやすい。テレビや新聞のプロたちはこれを知っている。
p.113- テレビは視聴率があるので、多数派に従うが、それは僕たちやあなたなのだ。
p.126 ヤラせと演出の間はあいまいだ。事実をそのまま皿に乗せても食べづらい。だから、調理する。これは演出だ。

■ 所在   ★★☆☆☆
  市立J361モ 

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