2010年9月26日日曜日

【書籍】 務台理作 『現代のヒューマニズム』 岩波新書 1961.6

ヒューマニズムには、共感としてのヒュー、態度としてのヒュー、思想としてのヒューがあるという。行動の可能性が含まれて、初めて、思想としてのヒューマニズムといえる。そうなんだよな。『ニッポンの思想』を読んで、あれが思想なのかと思ったのはきっとこれだ。

現代のヒュー、すなわち、人類のヒューは、人類の幸福のために人類共同体の形成されることが大切だが、そのためには、世界の平和、そのためには、民族の独立が必要。
人類の幸福って、だいたい、皆同じことを考えているのだな。

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『佐藤優選の100冊』第24番 『21世紀図書館 必読の教養書200冊』 文藝春秋 2008.12
■ 所在
  県立 7FS151.5ム 大学旧080.2.620

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