「法」としているのは、権利と訳した方がよいからであろう。
個人の集合が社会、国家となるのではない。個という普遍的抽象的存在が国家という具体的規定において存在する。
人間は自分の命をも捨てうるという点で自由である。何を他人に譲渡でき、できないのか。
この本はわかりやすい。
個人と国家の関係の記述が新鮮な感じがする。
(訳書)
法の哲学 中央公論社 世界の名著35ヘーゲル すぐれた注
法の哲学 論創社 原文と照合して読むときにすすめる
法権利の哲学 未知谷 わかりやすく工夫に富んだ訳 補遺の訳はない
■ 書籍情報入手先 ★★★☆☆
『使える経済書100冊』 6.自由な社会の秩序 池田信夫 2010.4
■ 所在
県立 大学旧書庫321.1H51
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