極めて興味深い。幻視など宗教的とも言える体験、夢がユングに無意識の世界を垣間見せ、その解明のため、錬金術関連の本を読んだという。フロイトと別れ、自分をたよりに手探りで進んでいる。
しかも、自分の夢を理解するのに十数年かけたりしている。
本書を読むと、その内容はムーの世界。生涯にわたり秘めたる事柄であろう。
本書において、まとまっている部分は、「晩年の思想」と「追想」である。
■ 書籍情報入手先 ★★★★☆
『心の扉を開く』 4.心-おのれを超えるもの 河合隼雄 2006.3
『深層意識への道』 8.意識と無意識 河合隼雄 2004.11
■ 所在
県立 大学旧
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