2010年2月12日金曜日

【書籍】 佐々木俊尚 『2011年 新聞・テレビ消滅』 文春新書 2009.7

なかなかおもしろい本。

コンテンツ(新聞記事)、コンテナ(新聞紙面)、コンベヤ(販売店)
コンテンツ(番組)、コンテナ(テレビ)、コンベヤ(地上波、衛星放送、CATV)
と分けた場合、現在、支配しつつあるのが、コンベヤを握っているところ。
例えば、ニュースはヤフーポータルサイト、テレビもユーチューブなど
アメリカのテレビドラマはハリウッド作製。販売も手を出してきている。
従来のマスメディアたる新聞、テレビは、コンベヤの下請けになりかねない。

メモ:
クレイグリスト:都市の一覧から選べば、コミュニティ、個人、会議室、住宅、売ります、サービス、求人が標示p.93,94
Shufoo! :凸版印刷提供。選択した場所でのチラシが見える。拡大のためクリックした箇所の集計可能。
田中良つぐ:メディア裏支配 講談社
Hulu:ユーチューブに対抗。合法的なコンテンツ。
スポットUS:調査報道を市民の支援で実施。
アメリカでは、新聞がなくなる前提で次のような議論がなされている。
インターネットは新聞の役割を補完できるのか。権力の監視を新聞社以外が担えるのか。新しいジャーナリズムは公平な報道を担保できるのか。

■ 所在   ★★★★☆
  市立361.4サ

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