ドイツのハーメルンで子どもたちが笛吹男あるいは鼠取り男に連れ去られたというドイツの伝説である。
歴史的には1284年6月26日に130人の子どもが行方不明になったことはどうやら歴史的事実であるらしい。
ではなぜ子どもたちが消えたのか。東ドイツへ植民にいったのではないかという説を中心に中世ドイツの社会的状況を説明していく。
久しぶりにおもしろい本です。
大学生向け推薦図書に見あたらないのが不思議なくらいです。
(参考文献)『ドイツ中世後期の世界』(未来社)
■ 書籍情報入手先
『自分のなかに歴史をよむ』 阿部謹也 主要著書
■ 所在
大学図書館 388.3A12
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