2008年11月5日水曜日

【書籍】 鈴木孝夫 『ことばと文化』 岩波新書 1973.5

ことばの意味は文化とわかちがたいこと、すなわち、文化を理解しないとことば(外国語)を理解できないことを解説している。
かなり昔に一読して以来の再読であり、やはり名著である。この方面の研究が進んでいるかどうか気になるところ。

実は今回、あっと思ったのが、16ページにあるスープの飲み方に関する西洋人と日本人の図である。頭の上から見た状況を図示しているのだが、数年前、海外旅行時に、添乗員の方からスープを飲むときはスプーンを口の中に入れるということを教えてもらった。まさに、その図が載っている。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第90番
  京都文教大学の100冊第52番
  敬和学園大学 敬和100冊の本(2008年度) 第76番
  市川学園100冊の本(高校編)第52番
  久我山高校 新書の100冊第57番
■ 所在
  市民図書館 9F書庫

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