ウィルソンが1970年に『社会生物学』(新思索社、1970/1984全5巻)という本を発表した。それは、生物の行動が自然淘汰から説明できるように人間の行動も説明可能とした。社会科学も生物学的手法で解明可能としたのだ。
これから、同じ生物学者(グールドを筆頭)との論争が始まった。
本書は、これまでの批判者への批判を示し、社会生物学が勝利している、としたのだ。
ただ、本書を見る限り、生物の行動はほとんどが性(セックス)行動についてである。
だから、自然淘汰で説明可能としても、どうも、ぴんとこない。
■ 書籍情報入手先
大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第66番 ウィルソン『知の挑戦』 関連本
■ 所在
県立図書館
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